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休暇中の留守宅を不法占拠 20人が出入りか

【VIC15日】  VIC州シェパートンの住宅で5月初め、長期休暇を終えた家族が帰宅すると見知らぬ男が自宅を不法占拠しており、警察に通報する事件が発生した。男のほかにも多数が住宅に出入りしていたとみられ、5万ドル相当の金品もなくなっていたもようだ。

住宅の家主であるサンジェイ・クイケルさんは、妻と子ども2人と共にネパールの親戚を訪ねるため3週間の休暇に出かけていた。帰宅すると、リビングに見知らぬ男がおり、テレビを観ながらピザを食べ、たばこを吸っていたという。

家の中は荒されており、金・銀製品、バッグや衣類、調理器具、子どもの持ち物、親戚から譲り受けた結婚用の宝石類など、5万ドル相当が盗まれていた。さらに、薬物使用の痕跡があったほか、酒、日用品、食料品などが持ち込まれていた。近隣の住民も騒音や酩酊者がいることに気づき、少なくとも6回以上警察に通報していたと報じられている。

クイケルさんが男に「お前は誰だ」と聞くと、男は「ここに住んでいる」と話し、酒に酔い、夕食を楽しんでいる様子だったという。警察に通報すると、男は一度退去させられたが、その後も繰り返し住宅に戻り、「この家は自分のものだ」と主張した。警察によると、男の他に毎日17~20人が出入りしていたという。

クイケルさんと家族は現在、仮住まいを余儀なくされており、寄付募集サイトのゴーファンドミーで呼びかけを開始した。今回のトラウマ的な体験により「安全と安心が完全に失われた」と説明している。募金は現在、約4,000ドルが集まっているもよう。

 

ソース:news.com.au-Family returns from holiday to find ‘drunk’ squatter sitting on their couch

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