政治

RBA、政策金利3.85%に引き下げ

【ACT121日】   オーストラリア連邦準備銀行(RBA)は20日、政策金利を0.25パーセント引き下げて3.85パーセントにすると決定した。マッコーリー銀行を筆頭に少なくとも30の融資機関が住宅ローン利率を下げて顧客に還元する。

マッコーリー銀行は23日から、他の融資機関は今月末から来月初めにかけて、変動制住宅ローンの利率を引き下げる。前回2月の金利引き下げ時、バージン・マネーのみがローン利率を引き下げなかったが、今回はすべて顧客に還元する意向を示している。

少なくとも30の融資機関で変動制ローン率は5.5パーセントを切る見通しだ。返済額を変更しなければ、利子でなく借り入れ額への返済が増す。

政策金利の引き下げは変動制預金や定期預金の利率も下げる。これまでに、ウエストパック・グループ(バンク・オブ・メルボルン、セント・ジョージ、バンクSAを含む)とティーチャーズ・ミューチュラル・バンクの2銀行が預金の0.25パーセント利下げを発表した。

住宅ローン同様、変動制預金を持つ人も口座を見直すと良い。少なくとも12の金融機関が今も5パーセント超の利率を提示している。一方で定期預金はすでに5パーセントを下回り、今後さらに下がると予想される。

専門家らは、現状のサイクルで少なくともさらに2回政策金利が引き下げられ、来年までに3.1パーセントに下がると予想する。RBAの次回定例会は7月だ。

ソース:abc.net.au- What happens after the RBA’s interest rate cut? Will home loan repayments fall? Which banks have passed it on?

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