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NSW州爆弾低気圧 避難勧告も

【NSW1日】   NSW州沿岸部に覆いかかる爆弾低気圧の影響が続く。一部住民に避難勧告が発令され、フライトは多数キャンセル、住民は可能な限り外出を避けるよう促される。

州中央部沿岸部(セントラルコースト)で海岸浸食が発生し、ワンベラルのオーシャン・ビュー・ドライブの一部、さらにノース・エントランスのハットン・ロード沿いの一部住民に避難勧告が出された。

シドニー内でも道路の冠水が起こっており、外出を避けるよう促される。

州緊急サービス局(SES)は「最悪の時はまだ来ていない」とし、シドニー北部のコラロイから南部ウロンゴン北のブリにかけて、沿岸部で警告を発令している。州南部沿岸部のジャービス・ベイ、ウラドゥラ、ベイトマンズ・ベイでも外出を避けるよう警告される。

低気圧の接近以来、州内でSESのボランティア1,200人以上が少なくとも900件の支援要請に対応した。

シドニー西部のワラガンバ・ダムは貯水量がすでに98パーセントに達しており、数日内に放水する見通しだ。同ダムは1960年以降50回以上放水しており、直近では5月に放水した。シドニー内の複数の小規模のダムも同様に放水が予想される。

2日には雨は南下して和らぐが、強風は勢力を落とさず、少なくとも4日まで突風も続くと予想される。

シドニー空港は滑走路を1本に減らして運航した。ヴァージン・オーストラリアは1日、フライト12便をキャンセルしており、2日もキャンセルや遅延が予想される。

ソース:news.com.au – Coastal erosion has led to emergency warning to evacuate now for some residents on the NSW east coast

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