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ベイビーロボットー小児科の医師の訓練に貢献

シドニー - 実際の人間そっくりなベイビーロボットが、ニューサウスウェールズ州で、病気で苦しむ子供を救う医師を訓練する手段として、使用されることになった。このベイビーロボットは、さまざまな緊急事態における、病気の子供が見せる症状を再現することができる。
オスカーはコンピュータープログラムで操作されており、交通事故のトラウマ、喘息発作、深刻なアレルギー反応などの症状をみせる。研修医は、訓練の段階で、複雑で予想不可能なシナリオに対応する必要がある。
また、オスカーの導入により、州全土のクリニックスタッフは、実際に治療を行うための準備として、実際の状況に近い設定でトレーニングが可能となる。
そして、この導入によって、同州の看護婦、医師、緊急事務員、軍関係者、歯医者などの医療関係者は、緊急時に迅速にかつ自信を持って対応することができるだろう。
また、めったに起こらないような状況に備えて、準備することも可能となり、その結果、医師たちの技術は、実生活の環境でうまく利用されることになる。
オスカーは、病気の子供のために不可欠な医療機器を購入するチャリティー団体、ハンプティー・ダンプティー基金からの寄付金によって開発された。

 

 

 

 

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