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過多数の米国民がイラク戦争を後悔

ワシントン 25日- ウォールストリートジャーナル紙に掲載された世論調査によると、初めて過半数以上の米国民がイラク戦争を“間違った事だった”とした。調査対象となった国民の53パーセントが“イラクに対し軍事行動を起こしたのは、間違った事だった”とし、34パーセントが“正しい事だった”とした。一年前の調査では反対派と賛成派は、両方43パーセントだった。
 
また同調査では、66パーセントの同国民が、ジョージ・ブッシュ大統領がイラク問題に対して“不満足な対応をしている”, または“どうにか対処しているだけ”と考え、32パーセントが“十分満足できる対応”, または“いい仕事をしている”としている。
 
イラクでの米軍犠牲者数が2000人に迫る中、調査対象の44パーセントが、イラクでの米軍と取り巻く現状が悪化しているとし、19パーセントが改善していると考える。 61パーセントが米国のイラク政策の成功に疑問を感じている。
 

同調査は、インターネットを通じて10月11日から17日の間に行われ、1833人が対象となった。

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