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レーンコーブのトンネル崩壊で大穴。住民ら避難

[シドニー-2日] 工事費用11億ドルをかけて進められているレーンコーブ・トンネルプロジェクトの一区間が突然崩れ落ちて大きな穴があき、隣接する3階建てのフラットが傾きはじめ、住民らが避難した。

午前2時半、大きな音によってたたき起こされた住人47人は慌てて外に飛び出した。その他の住民は消防隊員によって起こされ、同じく避難。
フラットの真ん前に開いた大きな穴は深さ10m。トンネル工事作業員達はすぐさまコンクリートで穴をふさぐ作業にとりかかった。
工事関係者によると、この穴は予期しない地質上の事故によるものだというが、これから詳しい原因の調査が行われる予定。建物の全壊の危険もあり、当分部屋に帰れそうにない住民達には何らかの補償が与えられる見通し。

このトンネルは2007年に開通の予定で、アーターモンの自動車専用道とイーストライドのM2をつなぐ。

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