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NSW州救急サービスの不手際が指摘される

 【シドニー13日AAP】5月1日にシドニーハーバーで6人が死亡するボート衝突事故があったが、この事故の際に救急隊が指令センターから間違った指示を受けたために、大幅に現場到着が遅れていたことが明らかになった。

 指令センターは現場から何キロも離れた対岸に救急隊を出動させていたという。ブラッドリーズ・ヘッドの事故現場まで陸路で行くべきところを、指令センターは救急隊にバルメイン埠頭に車両と器具を置いて、貸しモーターボートに乗るようにとの指示を与えたため、さらに無駄な時間が失われた。

 医療サービス組合のピーター・ランブル氏は、これは戦略的計画の欠如の結果であると指摘し、「世界で最も忙しい湾の1つを管理しているのに、私たちには水上救急車がありません」と述べている。一方、NSW州救急サービスのスポークスマンは、現時点でのコメントを控えている。

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