【シドニー25日AAP】カトリック教徒の祭典ワールド・ユース・デーで大量に余った食べ物が、ホームレスを支援するシドニーの慈善団体に寄付された。
先週行われた巡礼イベントでは参加者22万3000人のために、教会から大量の食べ物が用意されていた。しかし、全てが消費されず、大量の食べ物が余ってしまったため、シドニーでホームレスに食料支援をしている慈善団体『エクソダス基金』に贈られる運びとなった。寄付されたのは、シリアルや長期保存用ミルク、キャセロール、パイ、ツナ、ケーキなどの食べ物で、全てが賞味期限内だという。
エクソダス基金の創設者ビル・クルーズ氏は「倉庫がいっぱいになっており、今日さらに貨物6パレット分の食料が届きます」と語っており、この大量の寄付によって、今後6カ月間はホームレス400人を養うことが可能になるとのこと。クルーズ氏は、ホームレスのための食料調達に絶えず苦労していたため、今回の寄付はまさに「神の恵み」のようだと語っており、教会からの支援に対して感謝の言葉を述べている。
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