【シドニー28日AAP】アルコール産業は、大量飲酒の問題に取り組むためにラッド政権が導入したアルコポップの増税計画は、スピリッツの売上げを増加させる結果となったと発表した。
連邦政府は4月、若年層の大量飲酒を抑制するため、プリミックス・ドリンクに対する税を70%引き上げた。オーストラリア小売酒販協会の統計によると、増税によってアルコポップの売上げは30%減少したが、ボトルのスピリッツの売上げは50%上昇した。また、スピリッツ全体の売上げは10%以上増加した。
蒸留スピリッツ産業委員会のステファン・ライデン氏は「増税による予期せぬ深刻な結果が明らかになった。増税はアルコールの消費量を減らすどころか、若年層に対してよりアルコール度数の高いスピリッツを飲むように促進した」と語った。
一方、二コラ・ロクソン保健相は「アルコールの売上げは季節や月によって異なることは知られている。したがって、これらの統計自体は意味がない」と反論した。
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