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アボリジニ語の保護を法制化 NSW

【シドニー18日AAP】  連邦政府によると、NSW州は国内で初めて、先住民族の言語であるアボリジニ語の保護を、法制化する見通しであることが明らかになった。同法案は18日夜、議会を通過した。

 

NSW州議会は、絶滅の危機にあるアボリジニ語の保護を国内で初めて法制化するとともに、アボリジナル・ランゲージ・トラストを設置することを決めた。サラ・ミッチェル先住民相は声明の中で、「ここまでたどり着いたことを誇りに思う」と述べ、今後も州を越えて言語の継承を続けていくことを確認した。

 

連邦政府は、アボリジニのコミュニティーや長老のほか、言語の専門家などとともに同法案を策定した。ミッチェル先住民相は、法案を通じてアボリジニ語が保護されるとともに、過去、現在、未来の世代のために尊重されることを望んでいるとの見解を示した。

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