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シドニーでイスラム教徒がデモ、暴動化

【シドニー15日AAP】   シドニーのCBDで15日、反イスラム的な米国映画に抗議してイスラム教徒らがデモを行ったが、暴動化したため警察から催眠ガスなどを浴びせられた。

横断幕を掲げた約200人のデモ隊がまずタウンホールに結集し、マーティンプレースの米国領事館に行進した。行進中にデモ隊が膨れ上がって暴動化し、瓶などを投げ始めた。沈静化のために警察が介入し、催眠ガスや警察犬を使った。デモ隊がハイドパークに流れ込んだため、100人以上の警察官が輪になって、デモ隊を取り囲んだ。

問題の映画「イノセンス・オブ・ムスリム」は、イスラム教の預言者ムハンマドを笑いものにしている。そのため米ホワイトハウスをはじめ、世界各国の政府が非難を表明。また映画の公開以来、中東、アフリカ、ロンドンなど世界中で抗議集会が開かれているが、シドニーでの抗議が最新のデモとなる。

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