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空港警備職員 コカイン密輸で投獄

【メルボルン3日AAP】   一昨年、市場価値400万ドル超のコカインを密輸しようとしたとして、メルボルン空港の警備会社職員に懲役9年が言い渡された。事前に空港から携帯電話を使って、「すべての手荷物がチェックされるか」などネット検索していた。

サム・カル被告(36)は、オーストラリアにコカインを密輸すると犯罪組織と合意した。2017年4月14日、手荷物検査が心配になって、空港から携帯電話で「税関ですべての荷物がチェックされるか」「空港の手荷物スキャナーで現金が見えるか」「サムソン携帯電話から密かに閲覧するには」などを検索していた。二重底にされたプラダのカバンから4キログラムを超えるコカインが見つかった。

最高で終身刑に値するが、VIC州地方裁判所のトレバー・レイト裁判官は3日、カル被告に懲役9年(保釈認定6年)を言い渡した。同被告は「仕立てられた」と主張したが、裁判官はこれを退けた。

カル被告は、恋人に好印象を与える目的で購入した高級車メルセデスAMGの支払いに困窮し、住宅ローンの返済も遅れていた。イタリア・ローマでの旅行帰りにコカインをオーストラリアに密輸して、2万ドルを受け取る予定だった。逮捕後、車は回収されて家も売却された。

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