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学校用ツール作成 同性親家族理解へ

【シドニー12日AAP】   オーストラリアのドキュメンタリー映画で同性の両親を持つ子どもの声を伝えた「ゲイビー・ベイビー 」の製作者たちが家族の多様性への理解を広めるため、今回学校用のツールキットを作成した。

「ゲイビー・ベイビー」は昨年バーウッド女子高校で上映計画が出ていたが、これに対して保護者が抗議をし、ピッコリNSW州教育相が「履修課程に関連がないのなら、作品は上映されるべきではない」と決定し中止となった。

同作品の監督であるマヤ・ニューウェルさんは「学校コミュニティーにおいて、多様化した家族の形に対するより一層の理解と配慮が必要なとき。ツールキットで学校や生徒たちが多様性理解への架け橋になってくれたら」と述べた。

ツールキットは初等教育のイヤー5から中等教育のイヤー10の生徒用に作成されており、オーストラリアの履修課程の保健体育の授業内容に関連がある内容だという。このキットを使用するかどうかは州の公立学校が決定する。

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