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iPhone製造メーカー 日本の大手自動車メーカーと提携へ

【ACT8日】   iPhoneなどの生産で有名な台湾企業が、日本の大手自動車メーカーと画期的な電気自動車を製造、オーストラリア市場に投入することが明らかになった。
三菱自動車は、台湾の電子機器メーカーであるホンハイと提携し、中国が台頭しつつある小型SUV市場に対抗すべく、電気自動車を共同開発すると発表した。

三菱は、この新型車はホンハイ・モデルBのリバッヂ版でASXの後継車となり、オーストラリア市場向けに開発・発売されるという。過去に、日本の自動車製造業界は、韓国企業との競争激化に直面していた。現在では中国の政府支援の厚い業界は、消費者心理を次の段階に引き上げようとしているが、三菱は反撃体制に入っている。

同社によると、ホンハイとの提携は「Momentum 2030」と名付けられた戦略的事業計画の一環であり、「2026年から2030年の間に毎年、新型車または大幅に改良された車」を発売することを約束している。アップルのiPhone、ソニーのプレイステーション、ニンテンドー・スイッチなどの電子機器を製造しているホンハイと三菱自動車の新しいEVコラボレーションは、来年後半にオーストラリアで発売される予定だ。三菱自動車オーストラリアのCEOは「同社は、三菱とホンハイとのエキサイティングな提携を歓迎している。オーストラリアの市場に素晴らしい製品を提供するために緊密に連携していくことを楽しみにしている」と語った。

モデルBは、デザイン会社ピニンファリーナが設計したクールなスタイリングが特徴で、フル充電時の航続距離は450km。三菱はまだその最新作の詳細を明らかにしていないが、ヒョンデのKona EVやBYDのAtto 3などの競合車として、オージーの小型SUV市場に投入される予定だという。

 

ソース:news.com.au – iPhone car coming to Australia

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