国際

国連の北朝鮮制裁強化 豪軍が駆逐艦派遣 

【ACT12日】   北朝鮮が国連の制裁に違反する疑いがあるとして、国防軍は海軍駆逐艦「HMASシドニー」を派遣した。違法な兵器売買が疑われる地帯を監視する。

ホバート級誘導ミサイル駆逐艦であるHMASシドニーの派遣は、昨年9月に続き2度目だ。

ジャスティン・ジョーンズ副司令官は「国際地域のゴールである、北朝鮮の完全非核化を支持する」「4月には、空軍の海洋哨戒機P-8Aポセイドンも日本に派遣した」「国連安保理決議が禁止する北朝鮮の違法な海上活動は、オーストラリアが支持する”ルールに基づいた国際秩序”と一致する」と声明を発表した。

北朝鮮は定期的に大陸間弾道ミサイルを試験発射し、ロシアにも1万人を超える部隊を派遣してウクライナ侵攻を支援している。金正恩総書記は、「ロシアとウクライナの紛争への介入は、社会主義共和制国家として主権範囲内にあるのみ」と話している。

米国務省は「北朝鮮による紛争介入は制裁違反」と非難する。

北朝鮮はさらに、インド太平洋地域で人と動物の密輸に加え、違法薬物と偽造資金を流入させていると批判を受けている。

ソース:news.com.au – Australia deploys warship in sanctions enforcement mission against North Korea

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