【VIC5 日】 VIC州の保育所で先週、乳幼児らに性的虐待を働いた疑いで元保育職員の男が逮捕・起訴された。事件を受けて、同州の大手保育所チェーンは男性職員によるおむつ替えを禁止すると決定した。
保育施設Inspire Early Learningは、VIC州内で16の保育センターを運営する。同施設は4日、男性職員によるおむつ替えやトイレ介助を禁止すると保護者らに書面で連絡した。さらに、職員らは子どもたちとキスなど不要な接触を控え、手つなぎやハグも子どもたちから同意を得なければならない。
先週、メルボルンのポイント・クック保育所で生後5カ月から2歳の乳幼児8人を性的に虐待したして、元保育職員のジョシュア・ブラウン被告(26)が70件を超える罪で起訴された。VIC州保健局は、子ども1,200人を対象に性感染症の検査を勧めた。警察は、ブラウン被告が過去に勤務したメルボルン内の保育センター20か所で捜査を続けるとともに、子どもの性感染症検査を促す際に被告について触れないよう促す。Inspire Early Learningで同被告の勤務歴はない。
児童性的虐待被害者を擁護するルイス・エドモンズさんは「保育所で大勢の子どもたちが性的虐待を受けた、3つめの事件だ」「多くの子どもたちは2歳前後で会話を始める。2歳未満は声に出せない」「加害者の97パーセントが男性だ」と話した。
政治家らは、子どもを扱う仕事に従事するためのWWCC審査を強化する法律を導入すると約束した。連邦・各州・地域の大臣らは保育所内でのCCTV監視カメラ導入について討議し、司法長官らはより良い情報共有について取り組む。
連邦のクレア教育相は、「事前の約束や警察の同伴なしで、捜査官が無作為に保育所を訪問できるよう法制化する」「国の基準を満たさない保育所の財政支援を打ち切る」と話した。
ソース:news.com.au – Inspire Early Learning to stop male staff changing nappies in wake of shocking child abuse allegations in Victoria