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アボリジニの長老、孫娘に対する性的虐待で有罪判決

[パース30日]アボリジニのNyoongar(ヌーンガー)族の長老に孫娘の一人に対し、性的虐待を行った容疑で懲役6年の有罪判決が言い渡された。

ヌーンガー族長老Fred Collard(フレッド・コラード)容疑者は、孫娘に対する加重性行為計5件で起訴されていた。コラード容疑者は孫娘が5歳になった頃から裸で一緒に寝るよう強要し、胸や局部を触っていたとみられるが、孫娘は12歳の時に学校で性的虐待についてのビデオを見せられるまでその行為が異常なことだと知らなかったという。コラード容疑者はアボリジニの種族を守り、生活を向上させるために大きな貢献をしていることで知られているが、性的虐待は決してあってはならないし、情状酌量の余地はないとして、懲役6年(服役4年後仮釈放)の判決が言い渡された。
判決後、法廷の外で行われたインタビューで被害者の孫娘Ingrid Collard(イングリット・コーラド)さん22歳は、アボリジニ社会における虐待の撲滅のために自らの経験を本として出版したいとの希望を述べた。

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