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NSW州、酒気検査の導入から25年 減らない飲酒運転

 【シドニー16日AAP】1982年12月17日に無差別に行う酒気検査(RBT)がNSW州で導入されてから今年で25周年を迎える。しかし、25年が経過した今でも、多くのドラバーが飲酒運転をし、命を危険にさらしている。

 NSW州では毎年、飲酒運転が原因で120人が死亡している。

 交通サービス司令官のジョン・ハートリー氏は、酒気検査の導入により、多くの命が救われてきたことは事実だが、あまりに多くの人が今もなお命を不必要に危険にさらしていると語った。

 「毎年2万5000人以上のドライバーが飲酒運転で逮捕されている。これは1日80人の計算」とハートリー氏。ハートリー氏はドライバーに対し、警察は年末にかけてスピード、シートベルト、飲酒運転などに焦点を当てて取り締まりを実施する予定だと警告した。

 酒気検査導入25周年を記念し、NSW州政府は16日、呼気テストの次世代装置を発表した。ライオン・イントキシライザー8000は、呼気テストの検査の迅速化を図るため、同州の260の警察署に設置される。

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