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国内のハロウィン商戦、毎年過熱化

【シドニー29日AAP】   今月31日は「ハロウィン」。欧米諸国の行事でありオーストラリアではあまり馴染みのなかったハロウィンが、年を追うごとに、オーストラリア国民に浸透しつつある。国内の小売業協会では、「ハロウィンはイースターやクリスマス同様、販売業にとって重要な行事となりつつある」と述べた。

オーストラリア全国小売業協会(ANRA)によると、今年のハロウィン関連販売で、スーパーマーケットでは25-30%の売上上昇が見込まれている。もちろん、まだイースター時ほどではないものの、コスチュームなどと共に菓子類の売上も伴うことで、ハロウィン商戦は毎年徐々に過熱化しているという。ANRAのオズモンドCEOは、「ハロウィンはより多くの国民に受けられつつあり、今後さらに広がりを続けるであろう」と述べた。

ハロウィンは、元々ヨーロッパの民俗行事で、ケルト人の一年の終わりである10月31日の夜には死者の霊や魔女が出てくるという迷信から、子ども達がこれらに仮装して近所の家を廻り、「Trick or Treat」と唱える。そしてお菓子をもらうのが習わしとなっている。

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