政治

州境閉鎖を続ける州は説明を 首相

【キャンベラ27日AAP】  連邦政府のモリソン首相は27日、州境の閉鎖を続けるTAS州とSA州の首相に対し、正当な理由を説明すべきとの考えを明らかにした。モリソン首相は州境閉鎖について、これまでQLDやWAなど労働党の党首に対する批判は行ったが、自由党まで批判の矛先を向けたのはこれが初めて。

 

モリソン首相は、医療専門チームはこれまで国内の州境を閉鎖を促したことはないとした上で、観光業界は復興のために州境の解放が必要と説明。「各州は(州境閉鎖の)決定について正当な理由を説明しなくてはならない」と述べた。

 

一方、ワンネーション党のハンソン党首は州境を閉鎖しているQLD州の労働党政権に対し、「人々の生活や仕事を破壊している」と述べ、28日午後4時までに州境を解放しない場合、高等裁判所に訴訟を起こす意向を示した。

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