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救助アプリへのボラ登録 NSW救急サービスが呼びかけ

【NSW25日】   心臓発作を起こした男性が、NSW州救急サービスの救助アプリを使用し、アプリの登録メンバーである男性に命を救われたことで、NSW州救急サービスは同アプリへのボランティア登録を広く呼びかけている。

GoodSamアプリは、誰かが心停止に陥り、トリプルゼロが呼ばれると、近くにいるボランティアにアラートを送り、アラートを受け入れたら救助活動を行うことができる。

このアプリにより、2月29日に自宅で心停止したロバート・サルームさんを含めた17人の命が救われている。ロバートさんが心停止した後、妻のアントワネットさんがトリプルゼロに電話をし、夫の心肺蘇生を開始した。数分後に、近所に住む同アプリの登録者で看護師のフー・ディンさんと妻のイルマさんがロバートさんの自宅に到着し、救急隊員が到着するまでの5分間、ロバートさんに救命処置を行ったという。救助隊員は、フーさんの救命処置は素晴らしかったと語っている。

同サービスは昨年11月の開始以来、NSW州在住の約6,500人が登録している。同州のライアン・パーク保健相は、「心停止した場合、心肺蘇生を受けない患者は、1分ごとに生存率が 7〜10%低下していく。同サービスは州全体の命を救っている」と述べ、18歳以上の人は誰でもボランティアに登録できるとして登録を奨励している。

 

ソース:news.com.au – NSW Ambulance encourages people to volunteer to help with GoodSAM program

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