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わいせつ行為で21歳保育士起訴 QLD

【QLD17日】  QLD州ブリスベンのチャイルドケアで、児童に対するわいせつ行為容疑で、21歳の男を起訴したことが分かった。

男はブリスベンの「アフィニティ・エデュケーション・センター」で7月10日、4歳の児童にわいせつな行為を行ったとみられている。男はクリーブランド在住で、条件付きで保釈されており、ブリスベン地域裁判所に来月、出廷する。

アフィニティ・エデュケーショングループの広報担当者は声明で、事件を「深刻に受け止めている」と述べた。また、「直ちに警察に通報し、当該職員を職務から外した」、「すべての家族に対し、可能な限りの支援を行っており、カウンセリングサービスの提供を行う」と説明した。

男は、子どもに関わる仕事に就く際に求められる「ワーキング・ウィズ・チルドレン・チェック(子どもと働く資格)」を所持しており、資格は有効なものだったとみられている。

国内では先に、VIC州の元保育士ジョシュア・ディル・ブラウン被告が、70件以上の児童性犯罪で起訴され、州内の約2,000人の子どもに対し、性病検査を受けるよう呼びかける事態となっている。当局によると、同被告は8年以上にわたり計23か所の保育施設で勤務していたことが分かっている。

QLD州では現在、「児童死亡審査委員会(Child Death Review Board)」が、州内の児童制虐待に対する制度の見直しを進めている。見直しでは採用の際の推薦者のチェック、警察の対応、職員のスクリーニング体制などが対象で、最終報告書は年内に提出される予定だ。

 

ソース:news.com.au-Affinity Education childcare worker charged with indecent treatment of child at Brisbane centre

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