【VIC21日】 サッカーAリーグでメルボルンのチームに所属していた日本人の元選手が、試合中にスポーツ賭博に関与したとされる。さらにもう1人の日本人も、スポーツ賭博に関する不正情報入手や賭博結果の操作などの罪に問われている。
ウエスタン・ユナイテッドFCに所属した檀崎竜孔被告(25)は、4月のシドニーFCとの試合で、スポーツ賭博の「警告のイエローカードを受ける」に250ドル賭け、故意に警告を受け取ったとされる。5月3日もイエローカードを受けようとしたが失敗に終わり、5月9日も故意にイエローカードを受た。5月22日のメルボルン・シティとの試合でも故意にイエローカードを受ける狙いで1,000ドル賭けようとしたとされ、スポーツ賭博関連の罪計10件に問われている。
檀崎被告はウエスタン・ユナイテッドのミッドフィルダーとして49試合に出場し、昨シーズンで契約を終了した。21日にメルボルン簡易裁判所に通訳とともに出廷後、罪状の認否はせず、来月13日に再出廷する。
さらに、メルボルンのベイサイド・アルゴノーツFCに所属していた平山雄太被告(27)も21日、スポーツ賭博に関する罪16件で裁判所に出廷した。今年4~5月のウエスタン・ユナイテッドの3試合で「檀崎被告がイエローカードを受ける」との内部情報を得て、11回賭けた疑い。3試合で3,566ドル67セントを賭け、計1万7,189ドル4セントの利益を得たとされる。
両被告ともに来月13日に再出廷する。
ソース:news.com.au- Riku Danzaki, Yuta Hirayama: Two Melbourne soccer players accused of betting fraud